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東北地方太平洋沖地震

2011年3月11日14時46分頃に三陸沖の深さ約24Km(暫定値)でマグニチュード(M)9.0(暫定値)の地震が発生しました。
 この地震で、宮城県栗原市震度7が観測されるともに、各地で津波がされ、大きな被害が発生しています。
 気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名しました。

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に関する情報

地震の規模について

 今回の地震について、詳細に解析した結果、地震の規模(マグニチュード)を、8.8から、9.0とします。

 外国の地震観測データを用い、本震による震源域の破壊の進行の様子(破壊過程)を調べたところ、通常より複雑なかたちで3つの巨大な破壊が連続して発生していることが分かりました。このため再解析した結果、地震の規模は、マグニチュード9.0であることが分かりました。

 なお、今回のような複雑なかたちで破壊した地震は極めて希で、1つめの巨大な破壊に相当する波形とは異なる通常見られない特殊な地震波形が認められ、再調査したところ、これが2つめ、3つめの巨大な破壊に相当することが判明しました。

  (注)ここで示す地震の規模は、CMT解析によるモーメントマグニチュード(Mw)

気象庁|「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の地震について(第15報)

Mw9.0は、阪神大震災時のMw6.9に対して、以下の数式より、
{\large10^{\small1.5*9.0}-{\large10^{\small1.5*6.9}}={\large10^{\small1.5*2.1}}={\large10^{\small3.15}}=\Large1412.537545\approx\frac{\large2825}{\large2}
1412.54倍のエネルギーを持っていることとなります。